「だったらパスポートがいるだろう？」
「はい！持ってます！」
「・・まぁ、とにかくこのホームで寝るのはやめなさい！」
「でも他に行くことろが・・・」
「じゃあ、私の家に来なさい」
「はぁ？」
「もうすぐ私の仕事が終わるから、そしたら私のあとをついてきなさい」
「はい！」
駅長さんの仕事も終わり、私は駅長さんのうしろを自転車でついて行きました。
どこか公園を横切った記憶があります。立派なお家でした。
「さぁどうぞ、どうぞ」
駅長さんの奥さんは優しそうな人でした。娘さんが私と同じ、高校３年生でした。
とてもキレイな人でした。
17歳沖縄ぐるりと一周チャリ旅編【2】
