「そこで寝ていると海の方へ落ちるよ!」
海は暗く、地平線から星が輝いていました。
「よかったら僕の家に止まりませんか?」
声をかけてくれたその人は、近くの家に住む息子さんでした。
「ありがとうございます。すみません、お願いします」と甘えることにしました。
道路から山に向かって階段があり、
それを登ったところに家があり、山の斜面に一軒の家。
明々とついた電気。
ちょうど夕飯が終わったところみたいで、家の中で一番の長老がわたしに
「あんたは沖縄の人か?」と聞いてきた。
「違います」というと
「本土の人か〜」と言い、一瞬、暗い顔をしました。